2025年4月10日(木)のドル円相場について、私の目線での環境認識とエントリー戦略をまとめていきます。
朝目覚めたら、ドル円が上がっていてびっくり!
何事かと思ったらトランプ大統領による関税上乗せの90日間停止の発表があったんですね~。
急な値動きでも、価格は意識されているところでは反応。
チャートを見る力は必要ですね。
日足環境認識|下ヒゲ陽線で一時反発も、目線は継続して下
前日(4月9日)のローソク足は、長い下ヒゲを伴う陽線で確定しました。
これは、トランプ大統領による関税上乗せの90日間停止の発表が影響したものと見られます。
しかし、本日東京時間に入ってからは再び下げの流れが出ており、 日足では依然として下目線が継続している印象です。
特に、意識されやすい146.500円付近はサポートとして強く意識されており、 ここを割り込むか反発するかが、本日の注目ポイントの一つです
4時間足の流れ|Wボトムをつけたが戻り売りに注意
現在の4時間足では、148.100〜148.000円付近にネックラインを持つWボトムをつけた状態。
ただし、75MAが上値を抑えるレジスタンスとして機能しており、 再び陰線を出して下落し始めています(ここでショート入りたかった…!)。
この状況から、戻り売り狙いのチャンスが近づいていると見ています。
1時間足の流れ|方向感に乏しく、慎重な判断が必要
1時間足では、下落のダウ理論の流れが一度終了し、 148.138円(4時間足Wボトムのネックライン)で反発するも、 その後は200MAを下抜けて下落再開。
ただし、3本の移動平均線(25MA、75MA、200MA)は方向感が揃っておらず、 トレンドがやや曖昧になっています。
本日のエントリー戦略
日足→4時間足→1時間足を分析していくと、ここからの戦略は以下のように考えています。
【戦略①】戻り売り狙い(ショート)
- 注目ポイント:147.400円付近(週足チャネルライン+1時間足200MA)
- この価格帯まで戻した際、反発の兆候が出ればショートエントリー
- 利確は146.500円付近までを想定、損切は200MA上抜けで早めに撤退
【戦略②】短期ロング(反発狙い)
- 注目ポイント:146.500円付近(強いサポート)
- MA(25MAと75MA)のクロスがこの価格帯で重なったタイミングを注視
- 下ヒゲ・反発陽線などが出れば、短期ロングも検討
- この場合は、損切を浅く、利確も早めが鉄則
今日の注目材料とリスク要因
NY時間には3月のCPI(消費者物価指数)の発表が控えており、 市場のボラティリティが高まる可能性があります。
また、トランプ大統領の関税発言が市場心理に影響を与える可能性も継続中。
CPI(消費者物価指数)の発表:日本時間4月10日(木)21時30分
まとめ
全体的に、日足〜4時間足は下目線が優勢と考えています。 ただ、短期的な反発もあり得るため、
- 戻り売りのタイミングと価格帯
- 短期ロングの条件と損切幅 を明確にした上で、感情ではなく根拠で判断するトレードを心がけたいですね。
今日は慎重に、でもチャンスをしっかりとらえて、 自分のルールでトレードしていきたいと思います。

方向感が出にくい今は、”ポイントを絞った戦略”がカギ!と思っています。