今日は、朝の環境認識ができず、お昼過ぎの時間からの環境認識と戦略をまとめていきます。
ドル円は先週後半から続く調整局面のなかで、上にも下にも抜けきれず、やや難しい相場が続いています。
特に今日は、145円前後での攻防が続き、レンジ相場の様相。
こういうときこそ「大きな波を取りにいく」のではなく、“動き出すまで待つ”こともトレード戦略のひとつ。

焦らずチャートと向き合っていきたいですね。
昨日までのドル円動き
週明けのドル円は、145円付近でスタート。上値は重く、方向感に欠ける展開となりました。
145.40円付近まで上昇したものの、その後売りが強まり145円割れ目前まで下落。
その後は、145.00円〜145.30円のあいだでの持ち合いが続いており、今日も「レンジ内での攻防」が中心になりそうです。
2025年5月20日(火)ドル円の環境認識
それでは日足・4時間足・1時間足をみて環境認識をしていきます。
日足


前日のローソク足は「上ヒゲのある陰線」でおわりました。。
145円半ば円から売りが入り、日足レベルでは直近の上昇を打ち消すような下落の流れ。
3本のMAが下向きになっておりパーフェクトオーダーになりつつあります。
現在価格は、4月後半に支えられた145円〜144.30円ゾーン(オレンジ帯)に差し掛かっており、下抜けると再び下落が加速する可能性も。
4時間足


上昇チャネル(緑チャネル)を下抜けた後の戻りから再下落。
現在は144.80〜145.20円内で揉み合い中。
MA3本とも横向き〜下向きになっており、方向感は弱いですね。
ただし、3本のMAが収束しつつあるため、次の動き出しには注意が必要です。
1時間足


安値を切り下げながらも、144.80〜145.20円での反発を繰り返す動き。
上位足と同じく、MAが頭を抑えている形で、戻り売りが優勢。
75MAと200MAがレジスタンスに20MAの中を行ったり来たりしています。
本日の戦略まとめ
基本スタンス:様子見〜戻り売り優勢
- レンジ内でのトレードが前提。
- 145.50円を超えられなければ、再び売られやすい展開。
- 144.80円を明確に割ったらショート優位。
- レンジの上限・下限では反発確認してからの逆張りも視野に。
まとめ
ドル円は現在、145.50円〜144.80円のレンジ帯での動きが中心となっています。
日足では下落の可能性を含んだ形状ですが、下げ渋りも見えるため、どちらに抜けるかはまだ不明。
短期足では「MAに上値を抑えられている戻り売りの形」ですが、144.80円を割れない限りは売りにくい印象も。
今は“方向感が出るまで待つ”、または“ライン際で小さく取る”が基本方針でいきたいところです。



あくまでも“自分のトレードルールに合った場面だけ”を丁寧に拾っていきます!