「FX教材って、本当に役に立つのかな?」
「結局どれも似たようなものでしょ?」
「買っても使えなかったらどうしよう…」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?

私もありました。むしろ、ずっと思ってました(笑)
それでもやっぱり
「勝てる手法があるなら知りたい」
「スキルを身につけて、自分で稼げるようになりたい」
そんな思いが捨てきれなくて、私はいくつもの教材を買ってきました。
もちろん、挫折もたくさんしました。
ありがたいことに、私が出会ってきた教材はどれも本当に優良なものでした。
でも正直に言うと、当時の自分には難しすぎて「全然わからん!」と放置してしまったものも多かったんです。
ただ最近になって、あのときの教材を見返してみたら……
「あれ?これ、すごく良くない?」って、びっくりするくらい納得できるものばかり。
つまり、使えなかったのは“教材がダメ”なんじゃなくて、“当時の私が使いこなせなかった”だけだったんです。
この記事では、そんな私の「教材ジプシー時代」もふくめて、実際に使った7つのFX教材を本音でレビューしています。
これからFXを本気で学びたい方、教材選びに悩んでいる方のヒントになればうれしいです。
はじめに
最初にFXを始めたとき、チャートの見方も経済のことも、ほんとに何もわからなくて。
「このまま自己流でやってもダメだな…」と思って、ちゃんと学ぼうと決めました。
そこから、SNSやネットで見つけた教材をいくつも購入して、動画を観たりPDFを読んだり。
でも、やる気だけが空回りして「難しい!」「意味わかんない!」ってなって…
教材を途中で放置したこと、何度もあります(いや、むしろそればっかりでした…)。
だけど不思議なもので、数年たってからその教材を見返してみると、
「え、これめっちゃ良いこと言ってるじゃん!」
って気づいたんですよね。
つまり、使えなかった理由は教材じゃなくて“当時の私”だったってこと。
今は、自分のスタイルもわかってきて、
「これは合いそう」「これは使わない」ってちゃんと判断できるようになりました。
どの教材も、それぞれの“気づき”や“学び”をくれた、私にとっての成長の記録です。
このあと紹介する7つ教材は、そんな私の「迷い」「挫折」「納得」が詰まったリアルに学んだ教材です。
誰かの「教材選びに失敗したくない…」という不安を少しでも軽くできたら嬉しいです。
1.5万円FX(販売終了)


これが、私の「FX教材人生」のはじまりでした。
当時の私は、元手も少なくて、毎日チャートを見る余裕もなくて、
「とにかく現実的に稼げる方法が知りたい!」って気持ちが強かったんです。
そんなときに出会ったのがこのパリス昼豚さんの「5万円FX」という教材。
(はじめは何でこんなふざけた名前???と怪しいものかも…と思っていました)
タイトル通り、少ない資金でも“どうやって増やしていくか”にフォーカスしていて、
「おお!これなら私にもできるかも?」って、初めて希望が持てた教材でした。
この教材で学んだ「1日20〜30pipsをコツコツ取る考え方」や、3本の移動平均線+重要ラインを意識するエントリーの仕方は、今の私の環境認識やトレードルールの土台になっています。
派手な手法ではないけど、堅実で、迷いが少ない。
初心者の自分にとっては、本当にありがたい“FXの入り口”でした。
ちなみに、この教材を読んでからというもの、
「損小利小でいい、まずは利益を積み上げていこう」っていう意識が芽生えたのも大きかったです。
シンプルだけど本質を突いている教材って、こういうのだな〜と今でも思います。



残念ながら、この教材は販売終了となって購入できません。。。


2.マエストロFX|優良なのに…難しすぎて活かしきれなかった教材


5万円FXで「よし、次のステップに進もう!」と思って手に取ったのがこのマエストロFX。
それはもう期待してました。今よりもっと勝てるようになれるはず!って。
でもね……難しかった。正直に言うと、私にはハードルが高すぎた。
動画のボリュームがとにかく多くて、インジケーターもたくさん登場するし、「これ全部理解しないと使えないの?」ってなって、途中で頭がパンク。
たぶん、当時の私みたいな初心者さんは同じように感じるんじゃないかな。
教材自体はすごく丁寧に作られていて、内容も充実がすごかった。
講師の佐野裕さんが本当に上品で穏やかな口調で聞き心地がよい!(むしろ穏やかすぎて眠くなっちゃうぐらい…笑)
でも、学ぶ側のレベルが追いついていないと、良い教材も宝の持ち腐れなんだって思い知らされました。
それでも、ところどころ「これはいつか使いたい」って思える要素はいっぱいあったんですよ。
でも、選べなかった。多すぎて。だから迷って、結局動けなかった。
今なら、もっと取捨選択できる自信があります。
でもあの頃の私は「全部理解しなきゃ」って思い込んで、身動きが取れなくなってました。
教材って、タイミングなんだなって思います。
どんなに優れた教材でも、“今の自分”に必要じゃないと、入ってこないんですよね。



マエストロFXも講師の佐野さんの引退をもって販売終了になりました。。。
3.FXビクトリーメソッドアドバンス|なんで買ったの私…?でも中身は超優良


これはですね…ツッコミどころ満載なんです。
だって私、マエストロFXで「あ〜難しい!」って投げ出してたくせに、
なんでその次に“中級者向け”のこの教材を買ったの?
って。。。
ほんと、あのときの私に聞きたい。血迷ったとしか思えません(笑)
この「FXビクトリーメソッドアドバンス」は、マエストロFXと同じ佐野裕さんが作った教材で、\n本当に内容は濃くて、優良。間違いなく良い教材なんです。
言ってしまえば、本物の中級者以上向け。
約350ページのPDFマニュアルが中心で(動画もたくさんあり)じっくり読み込める仕様なのもありがたかったし、当時の私は「紙で読めばわかるはず」と信じてました。
しかし現実はそう甘くなかった。
読んでも読んでも、難しい。
何回読み返しても、「なるほど!」とはならなかったんです。
本質的すぎて、今の私が読んでも「……うーん、理解はできるけど、実践はできないかも」ってなるぐらい。
でも思うんですよ。
こういう“ちゃんとした教材”が理解できるようになったときこそ、本当の意味で中級者なのかもって。
この教材が悪いわけじゃなくて、やっぱり“自分がどのステージにいるか”が大事。
教材の質と、自分の理解レベルが一致しないと、どれだけ優れた内容でも探し出せない「宝の地図」になっちゃうんですよね。
とはいえ、今後また見直したら、新しい発見があるかもと思って手元には残しています◎



FXビクトリーメソッドアドバンスも、マエストロFX佐野さんの引退で同様販売終了となっています。
4. 鳥居万友美さんの塾|“学びの深掘り”と、“これ私には無理かも”の気づき
教材をいろいろ試しても結果が出ない…。
そんなときに「これはもう、誰かにちゃんと教えてもらうしかない!」って思って飛び込んだのが、たくさんの本を出版しているFX女性トレーダーの鳥居万友美さんの塾「メンバーシップ(現ToriiトレーダーズLab)」でした。
オンライン講座で、移動平均線、RCI、MACDなどのインジケーターの使い方を体系的に学べる内容。リアルでも勉強会が何度もあって、FX仲間もできたし、あこがれの鳥居さんに会えたし本当にいい経験だったと思います。
当時の私としては、すごくありがたかったし、動画を見ては「なるほど〜!」って感心してました。
……でも、正直に言います。
RCIとMACDは、やっぱり難しかった。
考え方は理解できても、チャート上でどう活かすかがわからない。
「これをどう判断材料にするの?どこでエントリーすればいいの?」と混乱して、実戦に活かすまでには至りませんでした。
でも、この塾に入って本当に良かったなと思っているのが、ダウ理論と出会えたこと。
ローソク足の高値・安値、波の流れ。
インジに頼らなくても“目で見て判断できる”というのが、すごくしっくりきたんです。
ここで初めて「これは私の感覚と合うかも」と思えて、「もっとダウ理論を深く学びたい!」という気持ちが生まれてきました。
この塾があったからこそ、次の教材(UNLIMITED FOREX)につながっていくんですよね。
だから、完全に活かしきれたとは言えないけれど、“自分に合うもの・合わないもの”が見えてきた大事な転機になったと思っています。
5.UNLIMITED FOREX|やっとつながった“ダウ理論”という鍵


鳥居さんの塾で「ダウ理論って分かりやすいかも」と思いはじめた私。
もっとこの考え方を深掘りしたい!と思って探し当てたのが、このUNLIMITED FOREXでした。
で、実際に読んでみて——もう衝撃。
「え、これ!これこれ!私が知りたかったのってこれ!」って、ほんとに目からウロコが落ちたんです。
安値・高値の定義、トレンドの継続と転換の見極め、波の考え方……
抽象的だった“チャートの形”が、ちゃんと意味を持って見えてくるようになった瞬間でした。
この教材は、本当に丁寧に、かつ論理的に「どうやってチャートを読むか」が説明されていて、ようやく“相場のリズム”がつかめてきた感じがしました。
ただ、ひとつ正直に言うと——
「じゃあどこでエントリーすればいいの?」が難しい。
波の構造が見えてきても、実際に入るポイントを見つけるのって簡単じゃないんですよね。
ここが曖昧だと、やっぱり「運ゲー」に寄ってしまう部分があるなと痛感しました。
でもこの教材は、“分析力”という武器をくれた大きな存在。
今でも環境認識のベースには、このときに得た考え方がしっかり根付いています。
教材って、「勝ち方を教えてくれるもの」と思われがちだけど、
こうして“見えるようにしてくれる教材”って、それ以上に価値があるなって思います。
6.グランドセオリー|手法じゃなく“心”に響いたトレード教材


正直な話をすると、この時期の私はけっこう迷子でした。
「結局、トレードって運なのかな…」
「こんなに勉強しても勝てないって、向いてないのかも」
そんな気持ちで自信をなくしていたときに出会ったのが、グランドセオリーでした。
きっかけは、女性FXトレーダーのケッティさん。
確か、どこかで「私の師匠は海沼みつしろさんです」って紹介していたのを見て、「えっ、誰それ!?」って調べたのが始まりでした(今はその情報、見つからなくなっちゃったけど…)。
この教材、最初に言っておきますが——手法はほとんど覚えてません。
たぶん、私の中で刺さらなかったんだと思う。使いこなす以前の問題でした(笑)
でも!
この教材が私に与えてくれたものは“マインド”でした。
「どういうメンタルでトレードと向き合うか」
「淡々と続けられる“習慣”をどう作るか」
「勝っても負けてもブレない心のあり方」
そのどれもが、当時の私には新鮮で、「うわぁ、こういう状態でトレードできたら最高だなぁ」って心から思いました。
とはいえ、実際にそれを習慣化できたか?と言われると……できてません(笑)
でも、「こんな風にトレードと向き合いたい」という理想像を示してくれた教材だったと思っています。
手法じゃなく、“あり方”にフォーカスする教材って貴重なんですよね。
忙しさやモチベの低下で、結局この教材をきっかけに一度FXから離れることになったんですが、今でも「マインドが整えば、勝てる行動もとれる」と思えるようになったのは、この教材のおかげです。
7.FXデイトレ大百科|すべてがつながりはじめた、今の“答え”


数年ぶりにFXを再開した頃、ふと思い出したのがこの教材。
「なんでこれ買ったんだっけ?」と自分でも思ったくらいで、チャートを開いた瞬間に——
「無理!なにこのごちゃごちゃ!即閉じ!」
って、まさかの即終了(笑)
それくらい、最初はとっつきにくかったんです。
複雑に見えるチャート、情報の多さ、スキャル的なスピード感……「これは今の私には無理だわ〜」ってなって、完全放置してました。
でも最近、もう一度思い出して開いてみたら——
あれ?なんか分かる。
むしろ「めっちゃ理にかなってる!」って、するすると頭に入ってきたんです。
ダウ理論の理解、移動平均線の使い方、波の見方……
それまで学んできたことがやっと1本の線になってつながった感じがしたんですよね。
今ではこの教材の基礎を使って、FT4でコツコツ検証&実践中。
スキャルに近いスタイルだけど、ルールが明確だから、迷いが少なくてやりやすい。
そしてなにより、「勝ち逃げする」という発想をこの教材で初めてちゃんと学びました。
「常に取ろうとしない」「確実に取れるところだけ狙って終わる」——それって、トレードを長く続ける上でめちゃくちゃ大事な考え方なんですよね。
この教材に出会った頃は“理解できなかった”けど、今では「これは今の私にフィットする」と思えます。
そんな意味でも、この教材は私の“今の答え”に近い存在です。
教材を選ぶときに気づいた“私に合う”基準
いろんな教材を試してきて、ようやく気づいたことがあります。
それは——
教材って「新しい情報」を求めて買うより、「今の自分の理解を深めてくれるか」で選ぶ方がうまくいくってこと。
昔の私は、「これなら勝てそう!」って思ってポチっては、難しすぎて挫折……の繰り返しでした。
でも最近は、
「これは自分の感覚に合うかな?」
「今の自分に必要な内容かな?」
って、かなり慎重に見るようになりました。
私の場合、
「トレードの判断をシンプルにできるか」
「自分の言葉で説明できるか」
がすごく大事。
複雑なインジがいくつも出てくると、頭が混乱してエントリーがぶれる。
だから、「こういう状態だから入る」「こうなったらやめる」が自分で言えるような手法じゃないと、使いこなせないってわかったんです。
あと、「分かる」と「できる」は全然違う。
読み物としては納得しても、実際のトレードで再現できなかったら意味がない。
そのギャップを埋めるには、難しすぎない教材を繰り返して実践するのが近道だなって思います。
だから今は、“一度買った教材を深掘りする”ほうが圧倒的に大事。
時間はかかるけど、その方が本当の意味で自分の力になっていく実感があります。
結論|FX教材は“使い倒してこそ”価値がある
たくさんの教材を買って、理解できなくて、迷って、挫折して——
でも、だからこそ今の私は言えるんです。
教材って、“読む”より“使う”が大事。
どんなに良い内容でも、読んだだけじゃ勝てません。
「実際にやってみて、検証して、失敗して、またやる」
その繰り返しの中で、教材の本当の価値が見えてきます。
そしてもうひとつ。
“勝てそうなロジック”より、“自分が信じて続けられるルール”の方が、ずっと大事。
どんなに優れた手法でも、「よくわからないけど勝てるらしいから…」では、続けられない。
勝てなかったときに、「なぜだろう?」って振り返ることすらできない。
だから私はもう、「聖杯探し」はしません。
「自分が納得して再現できるもの」を、自分の手で磨いていくスタイルでいきます。
教材を渡り歩いた過去も、挫折も、無駄じゃなかった。
むしろ、それがあったからこそ「今の自分のスタイル」が見えてきたと思っています。
この記事が、誰かの“教材選びの不安”や“過去の失敗”をちょっとでも軽くできたらうれしいです。
今、私が気になっている教材について
……と、ここまで「もう教材ジプシーは卒業!」って言っておきながら、
実は今、ちょっと気になっている教材があるんです(笑)
それが「ぷーさん式FX」。


トレンドフォロー系の手法で、シンプルで再現性が高いっていう口コミが多くて、
今の私の“環境認識ベースのトレード”とも相性が良さそうだな〜って。
正直、「いやいや、また教材買うんかい!」って自分でもツッコミたくなります(笑)
でも、前みたいに“勝てそう”って理由だけで飛びついてるわけじゃありません。
今回は、「今の自分の知識やルールを、より整理して深められるか?」という視点で見ています。
内容が良ければ、自分のトレードにどう組み込めるかをじっくり検証したいし、「合わないな」と思ったらスパッとやめる覚悟もあります。
もし購入したら、またこの記事みたいに正直レビューを出す予定です。
なので、「ぷーさん式どうなんだろ?」と気になっている方は、良ければ引き続きチェックしてもらえたらうれしいです!
最後に
ここまで読んでくださってありがとうございます!
私は本当に、教材を買っては迷って、やってみては挫折して……の繰り返しでした。
でも今思うのは、その遠回りがあったからこそ、「自分に合うやり方」がわかってきたということ。
今のあなたがどのステージにいても大丈夫。
教材選びに悩んでても、うまくいってなくても、どれもちゃんと“経験”として次に活きてきます。
もしこの記事が、ひとつでも「わかる〜!」と思える部分があったら、
あなたにもきっと、自分のスタイルが見つかる日がくるはずです。
これからも、正直に・リアルに、私のトレードのこと、学びのこと、発信していきますね。
ぜひ一緒にがんばっていきましょう◎