2025年4月11日(金)のドル円環境認識とエントリー戦略について、日足〜短期足までの流れを確認しながら、現時点の相場の見方と方針をまとめました。
日足環境認識|昨日は大陰線で終了、MA3本も下方向
昨日(4/10)のドル円は、大きな陰線をつけて終了しました。 上昇トレンドの流れが止まり、現在は明確な下落基調に転換した印象です。

朝の時点では144.500円付近をレジスタンスに、上値が抑えられています。
25MA・75MA・200MAの3本とも下向きで、パーフェクトオーダー。
次に意識されそうな日足レベルのサポートラインは、141.600円付近。 → これは過去の意識されているゾーンでもあります。
4時間足環境認識|75MAに抑えられWボトム崩壊で下落加速
昨日のWボトムのネックラインをレジスタンスとして大きく下落しており、 反発どころか逆に売り圧力が強まる形に。

4時間足でもMA3本が下向きで揃っており、明確な下降トレンドを形成。
この時間軸でも、戻りがあれば売りが有利という認識です。
1時間足環境認識|戻りの目安は144.00〜144.10ゾーン

1時間足も同様にMA3本が下向きで揃っており、戻り売り優勢の状況です。
144.00〜144.10円付近は、
直近で何度か反発していた価格帯であり
現在は売りの起点になっているポイントでもあるため
戻ってきた際には売りを狙いやすいゾーンとして注目しています。
今日のトレード戦略まとめ
【基本方針:戻り売り狙い】
日足〜1時間足まで下方向が揃っており、戻り売り戦略が優勢。
144.00〜144.10付近まで戻った場合に、
陽線→陰線の転換やMAにタッチしたローソク足パターンが出ればショート検討。
損切りは144.40〜50超えあたりを目安に、リスクを限定したエントリーを意識します。
【補足戦略:短期ロング】
トレンドは下ですが、小さな反発を狙った短期ロングも一応視野に。
ただしこれは15分足などの短期足限定で、 明確な反発サインがない限りは無理に入らず見送ります。