先週のドル円、動きましたね!
長らくレンジで耐えていた相場が、ついに一気に噴き上がってきた印象です。
この記事では、チャートの形から見える「今の流れ」を中心に、月足から1時間足まで分析して、 今週の戦略を立てていきます。

ファンダの話は抜きで、あくまでも“チャートの声”に耳を傾けて判断していきますよ♪
先週(4/28〜5/2)のドル円相場まとめ
先週のドル円は、明らかに地合いが変わりました。
これまでのどっちつかずのレンジ相場を抜け、142円台から一気に145.90付近までの急上昇。
特に注目すべきは、日足の 144.50〜144.80付近の分厚いレジスタンス帯を大陽線で突破したことと日足レベルでの前の波の戻り高値を超えて下落ダウの終了がみえたこと。
この動きは、単なる“ヒゲ”のブレイクではなく、 終値ベースで強く買われていることを示しており、日足トレンドの方向性に変化が出てきたことを意味しています。
現在は上昇一服の状態で、「次の押し目がどこで入るか?」を見極めるフェーズに入っていると思われます



トレンド転換が明確になった週。
これまでとは戦略を切り替えるポイントになりそうです。
上位足の流れ


月足(右画像)・週足(中央画)
月足では依然として上昇トレンドの押し目形成中。
サポートゾーン(青帯)139.40〜140.15でしっかり下ヒゲをつけて反発しています。
週足でも、長期の上昇チャネル内での調整が終わったかも?という動きが見られますね。
今の戻り高値は145円台半ば。じわじわ上値を目指してる感じです。



長期目線ではまだ上。いまは“戻りの初動”に乗れるチャンスかも!?。
日足(左画像)
日足では、下降チャネルのミドルラインをブレイクし20~25MA帯を実体で打抜けてこのMA帯がサポートに切り替わったようにも思えます。
今は144.87〜145.20のゾーンで足踏みしていますが、
このまま押し目が成功すれば再び高値を目指す展開になるかもしれません。
現在の形は「調整からの上昇継続を模索している段階」かと思われます。
次のターゲットは、146.30や148.30を視野にみています。
エントリータイミングの判断(4時間足〜1時間足)
今週のエントリータイミングができそうなポイントを4時間足と1時間足でみていきます。
4時間足


144.53〜144.87(オレンジ帯)
何度か止められているが、強く上抜けしそうな雰囲気がしますね。
下には143.20〜143.05(緑帯)のサポートゾーンが控えていますので押し目買いのチャンスにもなりそうです。
1時間足


Wトップを反落し、その後上昇。
上昇トレンドが崩れたかのように見えますがそのあとの下落の波の戻り高値を陽線で上抜いているのでトレンドが崩れたと言い難い感じです。
MAも3本とも上向きになっています。
週明けの動きをしばらくみてからのエントリーが無難かなと思います。
今週(5月6日〜)の戦略プラン
今週の戦略は、基本押し目買いです。
しかし、違うパターンも考えて臨機応変に対応していきたいと思います。
◆ 基本戦略:押し目買い狙い(順張り)
条件 | 戦略 |
---|---|
144.15~144.25付近で下げ止まり | ロングエントリー(買い)目標:145.20 / 145.90 / 146.30 損切り:143.90割れ |
明確に145.20を超えた場合 | 順張りロング追随目標:146.30 / 147.30損切り:建値 or 145.00下 |
◆ 代替戦略:再び下落する場合(戻り売り)
条件 | 戦略 |
---|---|
144.15割れ+戻りで144.50抑えられる | 戻り売り狙い(ショート) 目標:143.20 / 142.75 損切り:144.75超え |
最後に
5月5日(月)は日本が祝日(振替休日)なので、ロンドン時間以降の動き出しに注目していきます。
雇用統計後の値動きが落ち着いたかどうかを見るまでは、焦って入らないのも心がけたいですね。



「無理に取らない、決め打ちしない、でもチャンスは見逃さない」 今週はそんなスタンスでいきたいと思います◎
トレードって結局、自分の型が大事。
チャートは毎日変わるけど、「自分の見方」はブレずに、
その中で判断できるようになったら少しずつ自信がついてきますよね。
今週も焦らず、マイペースで淡々といきましょう!