突然ですが。。。
私はテクニカル指標がたくさん並んだチャートが苦手です。
MACDやRSIを見ても、「結局どこでどう判断すればいいの?」と頭が混乱…
だから今は、自分が「ちゃんと理解できるもの」だけで相場を見ています。
それは──
- ローソク足の形と動き
- 移動平均線(MA)の傾きや並び
- 実体での抜けやヒゲの形
これなら、自分の頭で考えて判断できそうだって思っています。

「分からないものを無理に使わない」
シンプルにできるといいな、って思っています。
今日2025年4月29日(火)もこの方法で環境認識と戦略を立てていきます。
日足


まず日足では、144円付近のレジスタンス帯でしっかり上値を抑えられ、
ちょうど20〜25MA(移動平均線)のあたりで大きく下落しました。
これは、「戻りはここまで」という明確なサインに見えます。
長めの陰線が出たことからも、上昇の勢いが弱まり、売り圧が強まっていると判断できます。
日足の方向性:戻り売り目線
4時間足


4時間足では、一度は高値・安値が切り上がり、「上昇トレンドかも?」と思いました。
でもその後、直近の押し安値を下抜けたことで、
上昇の流れが失敗に終わったとも考えられます。
今は3本のMAも再び下を向き始めていて、
「下落の波が戻ってきた」ように見える状態。
ただ、ここは私も少し迷ったところです。
完全にトレンドが出たわけではないので、今は“戻しを待つ局面”だと思っています。
4時間足の目線:戻り売りを意識する調整局面
1時間足


1時間足では、はっきりと上昇トレンドが終わり、
143.20〜143.00の抵抗帯を大陰線で下にブレイクしました。
さらに142.30〜142.40のサポート帯も実体で抜けたことから、
「今は明らかに戻しの最中であり、上昇再開ではない」と感じています。
MAもすべて下を向き始めていて、パーフェクトオーダーになる手前。
この形がそろってくれば、戻り売りのチャンスが来るかもしれません。
私が注目しているのは、
142.50〜142.60あたりの価格帯。
ここは過去にも意識されていたラインで、20〜25MAも重なるゾーンだなって思っています。
1時間足の戦略:142.50〜60でローソク足の反応を確認して、売りを検討
今日の相場環境と注意点
今日は祝日で東京市場が休場だったため、
日中の値動きは薄く、方向感も出にくい印象がありました。
ただし、今夜以降はアメリカで、
- 多数の主要企業の決算発表
- トランプ元大統領の演説(現地時間29日夜、日本時間30日午前)
などの重要イベントが予定されています。
特にNY時間の突発的な値動きには注意が必要。
無理に仕掛けず、「反応を見てから入る」ことを大切にしたい日です。
今日の環境認識と戦略まとめ
今日の環境認識と戦略をまとめますと。。。
時間軸 | 状況 | 戦略 |
---|---|---|
日足 | 上昇を抑えられ大陰線 → 戻り売り目線 | トレンドは下向き、調整終了後の売りが優位 |
4時間足 | 上昇ダウ否定 → MA下向き | 戻り中の動き。MAと抵抗帯で反応を確認したい |
1時間足 | 明確な下落後の調整 | 142.50〜60付近+MAの並びが整えば戻り売り |
戦略どおりにならなくても、目線を切替ができるようにしていきたいと思います。
相場に絶対はないですしね!
人のバイアス、そして自分のバイアスにとらわれることなく、今その時の状況を冷静に判断できるようになっていきたいです。