4月も最終日ですね!
今日2025年4月30日(火)も環境認識と戦略をしていきたいと思います。
今朝のドル円は、方向感のない動きが続いています。
下落トレンドの中ではあるものの、直近は142円のサポートに支えられ、上値も142.50円付近で重たくなっているような感じにみえます。
大きく動きそうな雰囲気がありながら、なかなかブレイクせずにレンジの中でもみ合う展開。
「焦ってエントリーしてしまうこと」をしないように、していきたいと思います!
日足

日足レベルでは、下降トレンド継続中。
3本の移動平均線(20MA・75MA・200MA)すべてが下向きで整っており、戻り売りを狙いたい状況。
ただ、直近では142.00円のサポートが効いており、強い売りが出ずに下げ止まっています。
売り優勢ではあるものの、一度反発が入りやすい位置でもあることから、すぐにショートというよりも、しっかりとブレイクを確認してから動きたいところです。
4時間足

4時間足を見ると、142.00〜142.50円の間でレンジを形成していることが分かります。
下方向では142.00円のサポートが2度も効いており、上は20〜25MAが上値を抑えている状態。
抜けた方向に伸びやすそうな形ですが、現在はそのレンジ内でもみ合っているため、無理なポジションは禁物だと思っています。
もし142.50円を上抜けしてきた場合は、その先に143.00円というレジスタンスゾーン(水平ラインと75MAが重なる)も控えており、ロングを狙う場合も利確ポイントは慎重に見極めたいところ。
一方で、142.00円を下抜けしてきたら、戻りを待ってからの戻り売りが有効です。
明確な実体ブレイクが出た後のリターンムーブは、トレンドに沿った形になりやすいです。
1時間足

1時間足では、20〜25EMAが上向き始めていて、やや買いの勢いが見える場面です。
ただし、75MAや200MAは下向きか横ばいであり、大きな流れが上昇に変わっているわけではないような感じです。
このことから、上昇を狙うにしても「逆張りに近い意識」を持って、短期的な利確を心がけたい状況です。
逆に、下に崩れた場合のショートは、流れに沿った方向になるため優位性は高くなりそうです。
今日の戦略まとめ
今日は、明確なエントリーポイントが来るまでしっかりと“待つ”ことが重要です。
ブレイクを狙うにしても、ローソク足の実体で抜けることを確認してから入るのが基本。
特に意識しておきたいの
- 142.50円を上抜ける→押し目を作ればロング狙い。目標は143.00円まで。
- 142.00円を下抜ける→リターンムーブを確認してからショート。目標は141.70円あたり。
どちらのシナリオも、ラインの反応とローソク足の形を見ながら、無理に先回りせず「後から乗る」イメージでトレードしていくことが大切です。
また、値幅が狭く、ローソク足の実体が小さい間はノートレードの判断も大切。
焦ってもったいない損失を出すよりも、今日は“次の大きな一手”のためにチャートを観察する日にするのも戦略としていきたいと思っています。
今日もがんばっていきましょ~!