「リターンムーブ+20MA反発+Wトップのネックライン割れ」が見える場面で、ショートが有利そうに見える形が今日のドル円5分足でみられました。
理想の形なのに、利を伸ばせなかったので反省の意味もこめて記事にトレード記録として残しておきます。
5分足エントリー前のポイント

①Wトップ形成中
明確な2つの山があり、143.030付近がネックライン。
現在はネックラインを一度下抜け→戻し中に見える。
→ “リターンムーブ中”とも解釈できる場面。
②20MAがローソクを抑えている
赤の短期MA(おそらく20MA)が上から価格を押さえている。
押さえ込まれると再下落の流れになりやすい。
③戻りが弱い
ネックライン付近までの戻しはあるが、143.030を実体で越えていない。
ローソク足も強くなく、ヒゲを残しているならなおさら売り優勢。
ただし「ショート確定」ではない理由
現状、ローソク足がピンバーや包み足で陽線確定してくるような形なら、逆にショートの罠(フェイク)も考えられます。
特に20MAを実体で再び上抜けてくると「反発失敗」→上昇継続のパターンに切り替わる可能性あり。
どう判断すべきか?
現時点では、ショート優位の形。
次のローソク足の反応でエントリーを判断。
判断ポイントはこの3つ!
- 次の足が20MAで抑えられて陰線なら→ショート優位継続
- 次の足が陽線で20MA上抜ける→反発→上昇パターン
- 142.988を再び割ってくれば、売り加速が濃厚
エントリー根拠と損切のルール

エントリーの根拠と損切ルール
私がエントリーしたのは、20〜25MA帯に価格が戻ってきた瞬間。
いわゆるファーストリタッチの形で、そこから再び下に向かうかもしれないと思い、ショートを仕掛けました。
ただし、この時点で正直、自信は揺れていました。
というのも、15分足では上昇ダウが完全に崩れたわけではなく、
「押し目をつけて再び高値更新するかも…」という不安もあったからです。
だからこそ、エントリーと同時に損切ラインを143.550に設定。
そこを抜けてくれば、前回高値更新=目線切り替えの合図と見て潔く撤退するつもりでいました。
利確の判断と、その後の反省
結果的に、エントリー後は143.550を超えることなく下落に転じました。
ただし、ここで私は“ある弱さ”を見せました。
「これは一度損切覚悟だったから、今のうちに利確して勝ち逃げしよう」
そう思ってしまい、75MAタッチの地点で+10pipsで手仕舞いしました。
確かに利確はできましたし、「損を回避できた自分、よくやった」と思いました。
でも、あとからチャートを見ると、目標だった142.75~80ラインまでしっかり到達していたんです。

「もしかしたら、もっと取れたかも…」
そんな気持ちがふと心に残りました。

もったいない~!悔しい!という気持ちは大きいです。。。
気づき
今回のトレードで得た一番の学びは、
“損切覚悟の恐怖”が利確を早めてしまうことがある、という自分のクセ。
そして、エントリー前に描いたシナリオと利確目標は、冷静な時の自分の声であるということ。
次からは、含み益が出た瞬間に焦らず、目標ラインと心の声を両方聞きながら利確判断をしていきたいな、と思っています。
まとめ
今回のトレードでは、「上昇トレンド継続か?崩れか?」という不安の中、
自分なりの根拠を持って20~25MAのファーストリタッチでショートしました。
結果は+10pipsで利確。
でも、あとから見ればもっと伸ばせた場面だったかもしれません。
それでも、「損切りになってもいい」と決めて入った自分と、
「計画どおりに動けた自分」に対しては、小さな誇りを持てています。
FXは、自信と経験の積み重ね。
1回1回のトレードに反省点があっても、それは次への材料。
この記録は、“まだ完全に自信が持てない主婦トレーダーの、でも確実に前進している姿”として、私自身の糧にもなると思います。