今朝のドル円は、明確な方向感が出ないまま、143円台前半での停滞が続いています。
ただ、週足レベルのチャネル下限を陽線でブレイクしてきており、上昇の勢いがないわけではありません。
日足では戻り売りを狙いたい場面ではあるものの、短期足では押し目買いの動きも見えています。
どちらかに大きく動く「直前の静けさ」のような相場で、今は“エントリーポイントが来るのを待つ”段階です。
目次
日足の環境認識

- 週足チャネル下限を陽線実体でブレイクした日足。
- ただし144円付近に20~25MA帯と重なるレジスタンスゾーンあり。
- 日足レベルの下降トレンド継続中。144円までの上昇があっても戻り売りポイントになりやすい。
- 逆に144円上のオレンジ帯(日足レベル)を実体で上抜けたら下落ダウ終了。目線変更の兆し。
現時点では「144円まで引きつけてショート検討」が基本戦略と思っています。
ただし、実体ブレイク・リターンムーブを確認してから!
焦らず待ちたいと思います。
4時間足の環境認識

- 上昇ダウが一度崩れたものの、141.95〜142.00のサポートで強く反発。
- 現在は143.00〜143.20のレジスタンスに抑えられて停滞中。
- 20~25MA帯はやや上向き、75MAは横ばい。
完全なトレンドというより“レンジ内の攻防”と思われます。
143.20を超えられなければ反落注意になってきます。
1時間足の環境認識

- 一度崩れた上昇ダウが再び回復。戻り高値を上抜けしたため、短期的には上目線。
- ただし、何度も止められている143.00〜143.20で上昇が鈍化。
- 上抜ければ143.90(日足レジスタンス)まで伸びる余地。
- 抑えられた場合は、まずは142.60~70(1時間足サポート)までの下落に注意。
ロングもショートも、今は“ブレイク確認”が大事。
根拠のないところで入ってしまうと、利確までに時間がかかってエネルギーを消費してしまいます。。。
今日の戦略まとめ
環境認識から今日の戦略をまとめると。。。
- 143.20を上抜け(実体)→143.90までロング狙い。リターンムーブ待ちが安全。
- 143.20で失速・陰線反転→短期的にショートを検討。目標は142.60 or 142.30。
- 142.30割れたら再び下落トレンドへ。141.95、141.70あたりまで
方向感はまだないが、動き出しの“前兆”に注目したい相場です。
焦らず、ラインとローソク足の反応を見ていきます。

入れなかったらそれでもOK!
損失を出さないのも立派な作戦です!