昨日のドル円は、一時148円をつけたあとに失速し、日足では147.830~148.30円のゾーンを実体で下抜ける陰線となりました。
これにより、これまでの上昇に対する「ひと休み」のような形となっており、現在は戻り売りが入りやすい調整局面に入ったように見えます。
上昇トレンドが崩れたわけではありませんが、今は高値を追いかけるタイミングではなく、しっかり売られるポイントを見極めて慎重に対応したい局面です。
日足

昨日のローソク足は陰線で確定。
直近高値ゾーン(147.83〜148.30円)を実体で下抜けたことで、短期的な天井感が出てきています。
移動平均線との距離も縮まりつつあり、勢いが弱まりつつある状況と思われます。
4時間足

上昇チャネルのミドルラインを割り込みつつある形になりました。
現在は147.20円付近に位置。
次に意識されるのは、146.52円〜146.16円のサポートゾーン。
移動平均線も上方向の勢いがなくなりつつあり、高値を切り下げる流れが続いています。

戻ってきたところで売られやすい場面が多くなっていますね!
1時間足


一時147.10円を割りましたが、そこから少しだけ反発。
今は147.20円付近で横ばいが続いていますが、上には下向きの20~25MAがあり、上値が重たい動き。
短期勢が売ってきやすいゾーンにいるため、すぐに大きく反発するというよりは、慎重に見ておきたい場面です。
15分足


はっきりとした下降の流れができていて、移動平均線もすべて下に抜けている状態。
147.20円付近で頭を抑えられており、売られる流れが続いています。
無理に買い向かうよりも、しっかり戻ったら売る方向でエントリーができそうです。
今日の戦略まとめ
【戦略①】戻り売りメイン
【エントリーポイント】
147.45円〜147.60円の間(反発を確認してから)
【損切り】
148.00円(直近の戻り高値を超えたら見直し)
【利確目標】
第1目標:146.52円(過去のサポート)
第2目標:146.16円(過去の反発ポイント)



147.50円付近は売られやすいゾーン。ここからの下げが続く可能性に注目したいところです。
【戦略②】ブレイク狙いの売り
【エントリー候補】
146.48円割れで売り(下抜けたら)
【損切り】
146.90円(ブレイク失敗をカバー)
【利確目標】
145.85円〜145.60円



初動を狙うなら割れた瞬間に乗るか、戻しを待ってから第2波を狙うのも◎。
今日の注目ポイントとまとめ
147.83〜148.30円のゾーンは引き続き「売られやすいエリア」
146.52円を割るかどうかが、今後の方向性に大きく関わってきそうですね!
今のドル円は、上昇トレンドの中での「調整」に入っているような動き。買いよりも「戻ったら売る」流れがしばらく続く可能性があります。
強いサポートを割るまでは慎重に、でも方向感が出たら素早く対応できるよう準備しておきましょう。
無理な逆張りをせず、「止まりやすい場所で売って、反発しやすい場所で利確」。
そんな落ち着いたトレードができる1日にしたいですね。