FXを再スタートして数週間、チャートの読みが少しずつですが当たるようになってきました。
環境認識も、自分なりに日足から順に見て、サポートやレジスタンス、チャネルラインを引いて、日々ブログに記録しています。
でも――
「エントリー」になると、なぜか手が止まる。
読みは当たっているのに、入れない。もしくは、逆に入ってしまって損切。
「あのときショートしていれば…」
「ここでロングできたのに…」
そんなことばかり繰り返しています。
同じような経験、ありませんか?
この記事では、私自身の実体験をもとに、エントリーできない理由とその正体を掘り下げ、今できる対処法を考えてみました。
なぜ「エントリーできない」状態になるの?
なぜ、エントリーできない!という状態になるのか?
これは単なる”ビビリ”ではなく、心理的な壁なんですよね。
- 自分に自信がない
- 損をしたくない
- 過去の失敗がよぎる

私の壁はこの3つ。同じような人、多いんじゃないかな?
自分に自信がない
「私の見立てが当たるはずない」
「SNSのすごいトレーダーとは違うし…」
自分の自身のなさに、謙虚になりすぎてしまうんですよね。
でも、チャートは正直。
ローソク足は、あなたが誰かなんて知らない。
見るポイントを押さえれば、誰でもチャートは”読める”んです。
損をしたくない
「エントリーした直後に逆行したらどうしよう」
「せっかく増えた資金を減らしたくない」
余裕資金で始めたFXでも、お金はお金。大事です。
できれば少しの損もしたくない!って思っちゃいます。
これは、勝ちよりも”資金を守りたい”という気持ちの強さ。
でも、損切も含めてトレード。
損切したって、ルール通りならOKなんです。



損切が浅めのところでなるべくエントリーして、シナリオ通りにいかなかったら機械的に損切の実行を癖づけるしかないですね。
過去の失敗がよぎる
「この形、前に負けた気がする…」
「また損切になったら立ち直れないかも」
トラウマ的な記憶が、エントリーの瞬間にフラッシュバック。
私の場合は上がり続ける、または下がり続ける相場。
押し目が浅すぎて入れず指をくわえてみているだけの相場のときの入れなかった失敗と、上がり続ける&下がり続ける相場で飛び乗りして入った瞬間逆行して痛い目にあったという両方の失敗で、まったくエントリーできないことがあります。
“そのとき”と”今の相場”は違う!
似ていても全く同じ値動きはないですよね。



分からなかったら入らない。これ、鉄則ね!
エントリーできない自分を克服するためにしていること
私がエントリーできないを克服するために実際にしていることを紹介しますね!
“ここで入る”を決めておく
チャートを見てから「どうしよう」と悩むと、感情が入ります。
事前にプランを決めておく(指値やアラート)ことで迷いが減っていきます。
最小ロットで”練習”する
「このエントリー、正しかったかな?」
その検証のために、0.01lotでエントリーしてみるのも手。
お金より、「自分の判断がどうだったか」を確認する期間だと割り切って必要経費と思いましょう。
思い切ってデモに戻る
「今はリアルで資金を減らすより、スキルを上げたい」
そう思えたら、1週間だけでもデモで“矯正”するのも大切。
私が気づいた、小さな成長
以前の私は、そもそもチャートが読めませんでした。
それが今は、
- 抜けたらどう動くか?
- サポートはどこか?
- トレンドの方向は?
少しずつ”見えて”きている自分がいるんです。
もちろんすべてがあっているわけじゃない。
でも、学んでいるうちにスキルがきちんとついてきているのが実感できるのです。
そして最近、気づいたことがあります。
「エントリーできなかった日も、ちゃんと読みは当たっていた」
エントリーはできなかった。 でも、それを”当てた”自分がいた。
これは、めちゃくちゃ大きな進歩なんだと思います。


最後に|自信は「結果」じゃなく「積み重ね」で育つ
エントリーできない自分を責めるより、
- 読めたこと
- 分析できたこと
- 感情を記録できたこと
これを毎日積み重ねていけば、いつか自然と「入れる日」がくるはずです。
私も今、まさにその途中。
今、エントリーできない!って悩んでいる方に少しでも勇気をもってもらえればうれしいです。