「環境認識って、何をどう見ればいいの?」
FXを再スタートしたばかりの頃、私が一番迷っていたのがここでした。
上位足を見る?
移動平均線を使う?
ラインを引くってどうやって?
そんな手探りの中で1ヶ月。
ようやく“自分なりの見るポイントの順番”ができてきました。
今回は、まだまだ成長途中の私が、毎日チャートに向かう中でたどり着いた環境認識の流れを記録としてまとめておきます。
月足・週足:まずは大きな流れを“静かに見つめる”
最初に見るのは月足と週足です。ここでは、トレードするわけではありません。大事なのは、相場全体の流れを肌で感じること。
私が見ているのは以下のようなポイントです。
- 現在値は、長期的に見て高いのか安いのか
- 最高値・最安値がどこか
- 何度も明らかに反応している価格帯
- チャネルラインを引いて、大きな波の中でどこにいるか
ここで方向感(上昇/下降/レンジ)をザックリ捉えることで、下位足を見るときの“軸”ができます。
日足:今の主流は上?下?流れを確認する足
次に見るのが日足です。
私はここで、
- どこから上げ始めたのか
- どこから下げ始めたのか
- 今はトレンド中なのか、調整中なのか
を“ダウ理論”の目線で見ています。
高値・安値の切り上げ/切り下げを観察しながら、
「今は上昇中だけど、戻りを作ってるかも?」
などと、現在地のストーリーを組み立てる感じです。
この時点で、重要なライン(押し安値・戻り高値など)を引いておきます。
4時間足:直近の動きと“戦いどころ”を探す
日足で大きな流れが分かったら、4時間足で具体的に「戦いが起きている場所」を見つけます。
- 高値・安値の更新状況(小さなトレンド)
- 戻り高値や押し安値がどこか
- 直近で何度も反応している価格帯
- MA(20・75・200)の向きとクロスの状態
ここで「ここを抜けたら一気に動きそう」という“分岐点”を見つけたら、そのラインを強調しておきます。

たくさん引きすぎないことがポイントです。
線がたくさん引けてしまうといは、太い線で帯としてとらえていきます。
1時間足以下:エントリーの形になるかを見ていく
最後に見るのが1時間足や15分足。
ここでは「環境認識」というよりも、エントリーの“形づくり”をするフェーズです。
- ラインに近づいた時のローソク足の動き
- MAが収束しているか、パーフェクトオーダーか
- プライスアクションのサイン(包み足・ピンバーなど)
私はここで「よし、待っていた形が出た」と思えたらエントリーするようにしています。
自分なりの“優先順位”を持つことが自信につながる
まだロスカットをして10万円を元手にしてトレードを再開して1ヶ月。
「これが正解」とは言えないけれど、 この“自分の見る順番”を持つことで、かなり迷いが減りました。
最初に月足と週足を見ると、チャートに振り回されなくなる。
「何をしているのか」が分かると、感情もぶれなくなる。
これは私の、実感です。
まとめ
環境認識は、“全体を俯瞰→徐々に具体化”が基本。
でも本や教材よりも、「自分がしっくりきた順番」を持つことが大事だと感じています。