
日足環境認識|戻り売り目線
昨日のドル円は、前日の高値を更新できず、142.99~143.30付近で下支えされた陰線で終わりました。
- MA3本(20・75・200)はすべて下向き
- 日足ではまだ下目線継続中
- 注目すべきは144.00付近
→ ここはちょうど20MA・25MAが重なる戻り売りゾーン

このあたりでのプライスアクションに注目し、戻り売りを検討するトレーダーも多そうですね。
4時間足環境認識|高値・安値が切り上がり上昇中


4時間足では、下落ダウを終えたような形で、
142.99〜143.30のサポート帯からしっかり反発し、上昇しています。
- 高値・安値ともに切り上がり中
- 直近の上値目標は 143.00 → 143.40(直近高値)
- 75MAも目前にあり、ここを超えられるかがカギ



ただし、ここを上に抜けられなければ、レンジ入りの可能性もあるため注意しながらいきます。
1時間足は「上昇トレンド」だけど…


1時間足を見ると、200MAを上抜けして、明らかに上昇トレンド入りのチャートに見えます。
…でも、ここが注意ポイント
「上昇トレンドだ!」と気づいた時には、すでに高値圏かもしれない
私自身もよくあるんです。



「1時間足、きれいな上昇トレンドじゃん!今だ!」
と、 飛び乗った瞬間に逆行、損切り…泣
チャートが“上がってる形”になってからエントリーしたくなるのは人間の心理ですが、その時点ではすでに「利確売りが入る場所」になっていることが多いんですよね。
このような場合は、「トレンドができていること」よりも、“今がそのどの位置にあるか”を見ることが大切ですよね。
- 1時間足で上昇していても、
- もう直近のレジスタンスに近い
- 大口の利確が入りやすい位置
すでに買いが出尽くしている
など、高値掴みリスクが非常に高い場面になっている可能性があるので気を付けていきたいところです。
ポジった瞬間に逆行する原因は、まさにこういう場面にある
「上がってるから買おう!」と思ったその瞬間。
それは、多くのトレーダーが「利確しよう」と思っている場所かもしれません
上昇トレンドに見えても、「そのトレンドが今どこまで進んでいるのか」を見ないと、
“トレンドの終わり”に乗ってしまい、逆行される可能性が高まります。
▶ポジった瞬間逆に行くのはなぜ?逆行地獄から抜け出す3つのポイント


今日の戦略メモ
今日の戦略をまとめますと。。。
- 日足は下目線継続中。144.00付近は売り圧が強そう
- 4時間足は切り上げて上昇中。143.40と75MAを抜けるか注目
- 1時間足は上昇中だが、高値圏での飛び乗りは危険
- 「トレンドに気づいた時=もう遅い」場合があるので、飛び乗りには注意
チャートを見て「これは上昇だ!」と気づいた時、
それが最後の上昇波だった…ということ、FXでは本当によくあります。
大切なのは、トレンドが出ているかどうかではなく、
そのトレンドの“どこにいるか”を見極めること。
自分の感覚を信じる前に、もう一度上位足に戻って確認する。
それだけで“逆行エントリー”はグッと減らせます。(自分に言い聞かせ!)
今日もがんばっていきましょう!