昨日のドル円は、145円台後半をサポートに強く反発し、一時146円台に乗せて上昇しました。
「今、何が起きているのか?」「次はどんな動きが考えられるのか?」を、今日も自分なりに丁寧にチャートをみて整理していきます。
日足

現在、下降チャネルの上限ライン(146.50付近)に向けて上昇しているように見えます。
このラインは、過去に何度か反発・意識されたレートでもあり、再び意識される可能性があるポイントだと私は考えています。
戻り売りを狙うなら、146.50付近で何らかの反応(たとえば包み足・上ヒゲ+ダウ崩れなど)を確認してから。抜けた瞬間の逆張りは避けたいです。
もしこのラインを上抜けてきた場合は、いったん上昇トレンドが続く可能性もありそうなので、押し目やサポレジ転換を待ってからロングを考えたいと思っています。
安値・高値が切り上がってきていて、20〜25MA帯も上向きになっているので、安易に戻り売りで入るとタイミングを間違えそうだと感じています。
押し目候補としては、144.80〜144.53ゾーンを見ていますが、ここも「ただ落ちてきたら買う」ではなく、反発があるか、サポートされているかを見て判断したいです。
4時間足

20〜25MAと75MAがゴールデンクロスしており、全体的に上向きの流れが出ているように感じています。
現在は、146.50を前にして高値圏にありますが、MAからの乖離がやや大きくなってきているので、調整が入る可能性もあるのでは?と考えています。
押し目の候補として、前回意識された144.80付近や145.20付近までの調整→反発という流れになるかもしれません。
特に200MAは横ばいなので、「トレンドが強く出ている」というよりは、“転換中”もしくは“レンジ的な動きに近い”可能性も。
また、現在止まっている145.80〜146.00付近で明確な反発が見られたら、いったん短期的に下を目指す展開(145.20あたり)もあるかもしれないと考えています。
この場合も、「ただ下がる」という想定ではなく、あくまで反発サイン(上ヒゲ・包み足・直近のダウ崩れなど)を確認してからエントリーを考えたいです。
1時間足

昨日から今日にかけて急上昇し、現在は146円付近で一度上昇が止められているように見えます。
長い上ヒゲをつけた陰線が出たあと、再び陽線で上がってきているので、まだ上を目指す勢いが残っているのかもしれないと感じています。
もしこのまま146.00を明確に超えてくるようであれば、次は146.50、そして147.00といった節目まで伸びていく可能性もあるのではないかとシナリオを考えています。
ただし、この高値圏は15分足でWトップが完成しているようにも見えるので、形だけでショートすると危険です。
形に飛びつくのではなく、反応を見ること。ローソク足のパターンや高値切り下げなど、複数の根拠が揃ってから初めてエントリーを検討したいところです。
今日の戦略まとめ
今日の戦略をまとめると
ショート戦略
146.50付近のチャネル上限+過去レジスタンスで反転のサイン(包み足・ダウ崩れなど)があれば検討
145.80〜146.00付近で再び強い売りが入ったら、145.20までの短期的な戻しも視野に
ロング戦略
146.50を明確に超えてきたら、押し目を待って再度ロングを検討
押し目候補は、145.20/144.80/144.53ゾーン(サポート確認が前提)
無理せず、焦らず、でもチャンスが来たらしっかり狙えるように。
今日は「146.00〜146.50の動き」が分岐点になりそうだと私は思っています。

トレードは本当に難しくて、正解なんていつも後からしかわからないけれど、 「自分でこう考えた」と言えるようになることが、今の私にとって一番の学びです。