「もっと早く気づいていれば…」
「最初からこれをやっておけばよかった…」
FX歴が少し長くなってくると、そんな“初心者の頃の後悔”がいくつも出てきます。
私自身、教材を渡り歩いたり、ロットを上げすぎてロスカットしたり、SNSに振り回されたり……。
失敗ばかりだったからこそ、今なら「やってはいけないこと」がはっきり見えてきました。
この記事では、もし私が今もう一度初心者に戻るなら絶対やらない10の行動をまとめておきます。

これから始める方、伸び悩んでいる方のヒントになりますように。
FX初心者が絶対やってはいけない10の行動
FX初心者(初心者じゃなくてもFXをやっている人も)が絶対やってはいけないことの10個の行動は以下になります!
- 最初からロットを大きくしてトレードする
- 損切りを入れずにポジションを放置する
- トレード記録を残さず感情も振り返らない
- SNSの爆益投稿を見て焦って真似する
- 教材を次々に買い替えて手法が定まらない
- 環境認識を毎回なんとなくの感覚で判断する
- 「利を伸ばす」にこだわりすぎて含み益を逃す
- トレード回数やルールを曖昧にしてしまう
- 勉強ばかりして実践が極端に少ない
- 「勝ちたい気持ち」が強すぎて冷静さを失う



もし、私がFXを始めたころに戻るのであれば絶対にこの行動はしません。
では、どんな行動をすればよいか?
具体的に説明していきますね!
① とにかく“少額・最小ロット”で始める
FXを始めた頃、私は「早く稼ぎたい」という思いが強すぎて、すぐにロットを上げてしまっていました。
その結果、1回の損失が精神的にも資金的にも大きなダメージに。。。
今思えば、最初は“勝つ”より“負け方”を覚える期間です。
資金が少なく、スキルがないのであればまずは0.01lot(1,000通貨)で十分。
最小ロットで、値動きの感覚や損切りの痛み、トレードルールの大切さを学ぶべきでした。


② 勝率より“損切り”を徹底する
勝率ばかりを追い求めていた頃、「損切したくない」と思ってエントリーしたポジションをそのまま放置してロスカット……というパターンを何度も経験しました。
結局、1回の大きな負けで何十回分の小さな勝ちが吹き飛ぶんです。
損切りは“負け”じゃなく“自分を守る防御策”。
最初から「損切は絶対」と体に叩き込むべきでした。


③ トレード日記を“感情も含めて”つける
「なぜ入ったのか」
「何を見て判断したのか」
「どこで不安になったのか」
これらを日記に残すことで、自分の成長が見えるようになります。



最初は「めんどくさい」と感じていたけれど、数週間分を振り返ったとき、「同じ失敗してる!」と気づけたのは大きかったです。
トレード記録は未来の自分へのアドバイスになります。
④ SNSの爆益投稿は“参考にしない”
「10万円→100万円!」
「1日で+50万円」
そんな投稿を見て、「私もいけるかも」とロットを上げて失敗…。
SNSは夢を見せてくれますが、それは他人の現実。
先取りは魅力的に感じますが、それは長くは絶対に続かないし、稼げるようにはなりません。
自分の資金、自分の生活、自分のリズムに合わせたトレードをしないと長続きしません。今なら断言できます。
「人は人。私は私」でいいんです。


⑤ 教材は1つに絞って“繰り返し”やる
「こっちの手法も良さそう」
「この人も勝ってる」
そうやって色々教材を買いすぎて、結局どれも中途半端に終わったことがあります。
でも、勝ってる人は1つの手法を深く理解して、自分のものにしています。
何度も繰り返し、実践と検証を重ねるからこそ使える手法になる。
広く浅くより、狭く深くの方が力になります。
⑥ 環境認識の型をつくる
毎日チャートを見ても、「今日はどう見るべき?」「今って上?下?」と迷ってばかりでした。
でも、“見る順番”を決めるだけで驚くほど迷いが減ります。
私は「日足で方向感→4時間でゾーン→1時間で動き→15分でタイミング」という型を作ってから、目線のブレが激減しました。
型があると判断が安定しますよ。


⑦ 利を伸ばすより“確実に取る”に集中する
FXって損小利大と言われるし、「もっと伸びるかも」と欲張って含み益を逃すことばかりということがよくあります。
結局建値撤退や損切りになって、「あのとき10pipsで利確しておけば…」と何度後悔したことか。。。
初心者のうちは、少額でも「勝ち癖」をつけることが大切。
まずは+10pips、+20pipsを積み上げることに集中した方が、結果的に安定します。
⑧ 1日〇回まで、などルールを“数字で決める”
「あと1回だけ」
「もう1トレード…」
と自分に甘くなった結果、負けが増えていく。
そんなときに救ってくれたのは、「1日2回まで」「負けたら終了」などの“数字で決めたルール”でした。
ルールは曖昧にすると守れません。具体的に数字で制限することで、感情トレードを防げます。



私の場合、チャートを見続けていると、どこでもエントリーポイントに見えてしまうのでトレードが終ったらパソコンの画面をオフにしています。
⑨ 勉強と実践のバランスをとる
勉強だけしていても、実際の相場では動けません。
チャートを読む力も、損切の判断も、やっぱり実戦の中でしか身につかない。
最初の頃、「もっと勉強してから…」と尻込みしていましたが、実際は“やってみてから学ぶ”ことの方が多いです。
デモトレでもいいから、とにかく場数を踏むことが大事でした。
⑩ “勝とうとしすぎない”ことを学ぶ
FXは勝とうとすればするほど、空回りすることがあります。
「もっと!」
「取り返したい!」
と感情が前に出ると、冷静な判断ができなくなってしまう。
特に最初は、“負けを小さく、勝ちは小さくてもいい”という意識で臨んだ方が絶対に安全です。
FXはマラソンと同じ。
退場しない人が、最後には勝ちます。
まとめ
最初はやってはいけない行動をしがちです。
でも「やるべきでない方法」をひとつずつ知っていくことで、少しずつトレードが安定してくるんだと思います。
失敗しながら学ぶこともありますが、大きな損失はできればしたくないですよね。
やってはいけない行動を頭の隅にでも覚えておくと、退場することはなくなります。
FXで稼ぐようになるために。。。
覚えていってくださいね。