FXを始めたばかりの頃は、「どうやったら勝てるのか?」に意識が向きがちです。
でも実は、最初に考えるべきは
“どうやったら大きく負けずに済むか”
この意識があるかないかで、その後の成長スピードが大きく変わってきます。
今日は、これからFXを始める人・始めたばかりの人に向けて、 私自身の失敗を踏まえた「最初に決めておきたいシンプルなルール」を3つ紹介します。

私はこのルールを守るようになって、負けが少なくなりました!
ルール1:ロット(通貨数)を固定する
まず大切なのは、ロットを毎回バラバラにしないこと。
少し勝ったからといってロットを上げたり、負けたから下げたりしていると、 トレードの検証もできないし、感情に流されやすくなります。
初心者なら、まずは0.01lot(=1,000通貨)など、 小さなロットで“一定”を守ること。
“勝つこと”より”負け方”を練習する期間だと思って、 ロットは「一定で淡々と」を意識してみてください。
そして、チャートがある程度読めるようになってきたら、 期待値が高いと判断できる場面では少し多め、 不安なときは(本来は入らないのがベストですが)ごく少なめに、 “リスク調整”を意識できるようになると理想的です。
ルール2:損切りを絶対に入れる
損切りを入れずに「戻るかも」と期待して放置… 私もその失敗を何度も経験してきました。
でも、その度に分かるんです。
“戻ることもあるけど、戻らないことの方がダメージが大きい”と。
実際、損切ったあとに相場が戻っていくことってよくあります。
「ああ、もう少し待っていれば…」と悔しくなることも。
でも、本当に怖いのは“戻らなかったとき”。
たった1回の放置で、これまで積み上げた利益を一瞬で吹き飛ばす。
損切をしないで勝ち逃げできるのは、本当に運が良かったときだけです。
トレードを続けていくなら、“戻るかも”ではなく、“戻らないかもしれない”に備える力こそが必要だと気づきました。
損切りラインは、エントリー前に必ず決めておく。
そしてそのラインに達したら感情を挟まずに切る。
この癖がつくだけで、 トータルで見て大きく負ける回数は確実に減ります。
ルール3:トレードは“回数を絞る”
「今日は3回まで」など、自分で上限を決めることも大切です。
チャートをずっと見ていると、 なんとなく入りたくなってしまう“無駄なエントリー”が増えていきます。
でも、チャンスはいつでもあるといって 焦って飛び乗って損切りになるより、
「確実に入りたい形だけを狙う」ことに集中した方が結果はついてきます。
トレードの回数を絞ると、
- エントリーの質が上がる
- 集中力が保てる
- 感情的になりにくい
いいことだらけです。
まとめ|勝つ前に、まず“負けない”ルールを
FXは、自分との勝負。 でも最初のうちは、“相場に勝とうとしないこと”が一番の勝ち方だったりします。
- 小ロットで淡々と
- 損切りを必ず入れる
- トレード回数を決めておく
この3つだけでも、無駄な負けはぐっと減ります。
「うまくなる」ためには、 「退場しないこと」が何よりも大事。
今日が、あなたの“負けないトレーダー”への第一歩になりますように。