こんにちは、主婦トレーダーのYUKOです。
この記事では、私がFXでロスカットを経験し、資金をゼロにした“爆死体験”と、そこから立ち直って再挑戦を決意するまでのリアルな記録をまとめています。
同じようにFXで悩んでいる人に、「大丈夫、やり直せるよ」と伝えたい。
そんな思いで書いています。
FX再開。だけど、甘さが招いた“爆死トレード”の始まり
2024年10月、私は数年ぶりにFXを再開しました。
元手は10万円。海外口座を使い、0.05lotという控えめなロットでスタート。
当時の私は、「いずれ戻るだろう」という過去の経験に頼り、損切りを設定せずにポジションを持ち続けるという、今思えば非常に危ういトレードをしていました。
しかも、”ゴールドは上昇する”という噂を鵜呑みにし、ろくに根拠もなくロングエントリー。
気がつけば、11月末からゴールドは下落に転じ、資金はあれよあれよと減少。
最終的には、10万円が4万円まで減ってしまったのです。
コツコツどかーん。頼った先出トレーダー
このままじゃヤバいと思った私は、SNSでFX情報を探しまくり、「先出トレーダー」という存在を知ります。
10人以上の先出トレーダーを毎日チェックし、1日に20回以上エントリー。
自分で分析することを放棄し、完全に“他人のトレードにのるだけ”のスタイルになっていました。
それがうまくいって、驚いたことに、資金は2ヶ月で4万円→20万円に。
でもその裏側では、
- 自分の判断力が育たない
- Xを常にチェックしていないと不安
- 誰かのポストに頼ってトレードしている自分
……という、不安定な状態にどっぷり浸かっていたのです。
おかしいと気づいた
うまくいっていたのですが、色々な先取りトレーダーをみているうちに、
- ローソクのヒゲで5pipsだけとって「爆益」とドヤる人
- 同じ発言をする複数のトレーダー(グループ?)
を見つけて、「何かがおかしい」と思い始めました。
でも、自分のトレードには自信がないから、また他人のポストを見てしまう。
自分で考えてトレードすると、うまくいかない。
損切したらその直後に思った方向へ動く。 →「やっぱり損切しちゃダメじゃん」と思考が逆戻り。
トレードルールがぐちゃぐちゃになっていました。
ロスカットの瞬間。涙じゃなくて“静かな終わり”
2025年3月、私は浅はかなエントリーでゴールドのショートをしてしまい、ポジションを持ったまま上昇相場に飲まれました。
- 損切できない
- 両建てすればいいかも?と自分を誤魔化す
- 結果、ロングが入れられないほどショートのロットが重くなり詰んだ
最後はチャートも見れなくなって、逃げるようにFXを避けていた。
気づけば、口座残高は180円。
終わったと思いました。いや、終わりました。。。
でも不思議と涙は出ませんでした。
むしろ、「やっと不安から解放された…」 という感覚の方が強かった。
……実は、この時、私は追加で2回入金していました。 合計で50万円近く。
正直、いくら損したのか、今でも正確には見返すのが怖いんです。 でも、たぶんトータルで…約100万円の損失。
それだけFXに真剣で、 それだけ「なんとかしなきゃ」って思っていた証拠でもあります。
当時は涙も出なかった。 でも、こうして書いている今、 涙が出ました。
やっぱり、あの時の私は本気で悔しかったんだと思う。
だからこそ、もう一度だけやってみたいって思えたんです。

FXをあきらめられなかった理由
FXはもうやめようと思った。才能ないと思った。
でも、ふとこんなことを思い出したんです。
- チャートが少し読めるようになっていたこと
- 本を読んで勉強した成果が出ていたこと
- 損切や資金管理の重要性に“気づいていた”こと
そして、ちょうどその時、夫婦喧嘩。
「私、この先、夫に頼らず生きていけるのかな…?」
仲直りはしたけれど、 “経済的自立”の必要性が強烈に胸に残りました。
そして今、10万円から再スタート
私は不用品を売り、本を売り、ブランド品も手放して、10万円をかき集めました。
「このお金だけは絶対に大切にする」
そう心に決めて、再びFXに挑戦しています。
- 自分で環境認識をして
- 自分で損切と利確を決めて
- トレード記録をブログに残して
- 少額でコツコツ練習して
今度こそ、“自分の力”でFXと向き合うと決めました。

まとめ|爆死しても、やり直せる。
FXで爆死するのは、誰にでも起こりうること。
でも、爆死した後に何を選ぶか。 そこに、次の道があると私は思います。
この経験が誰かの励みになったら嬉しいです。