この記事では、
ロスカットで資金を失った私が、
それでもなぜFXを続けようと思ったのか
そして今何を思い何をしているのか
について、正直な気持ちで書いていきます。
同じようにFXでロスカットになり落ち込んでいる人に、少しでも届いたらうれしいです。
ロスカットで資金を失ったとき、頭が真っ白になった
2025年3月末、私はFXでロスカットを経験しました。
それまでに2ヶ月で10万円→20万円に資金を増やすことができていて、少し調子に乗っていた部分があったと思います。
その時は、SNSで人気の「先出しトレーダー」のエントリーに便乗していました。
彼らの勝率は高く、
「今から買います」
「ここで利確しました」
という投稿を見ては、自分も同じようにポジションを取る。
でも、自分のルールでやっていないから、
いつ利確するのか、どこで損切りすればいいのかがわからない。
同じ価格でエントリーしても、勝つ人もいれば負ける人もいる。
私は、その“違い”を軽視してしまっていました。
そして、反転に巻き込まれ、ズルズルと損失を拡大。
ついにロスカットとなり、積み上げた資金をすべて失いました。
本当に、ショックでした。
ロスカットしてもなぜFXをやめなかったのか?
ロスカット後、「もうFXなんてやめようかな…」と思いました。
でも、それでもチャートを開きたくなる自分がいたんです。
それはきっと、
- 過去に5万円→50万円にした経験があること
- トレードの面白さ・奥深さにワクワクしている自分
- 主婦として、自分の力で稼ぐ術を手にしたいという想い
この3つが、私の中で強くあったからだと思います。
だから、「もう一度、ゼロからやり直そう」と決めました。
ロスカット後再スタートに向けてやっていること|
ロスカット後、私は3つのことを決めました。
1. 他人のトレードを見るのをやめる
私は、先出しトレーダーの投稿を一切見ないようにしました。
なぜなら、自分と同じルールでトレードしている人じゃない限り、その人の見方は自分とは違うからです。
- どこで利確するか
- どこで損切りするか
その判断基準が違えば、たとえ同じ価格でエントリーしても、結果はまったく変わります。
何より、先出しの情報は魅力的すぎて「これで勝てるかも」と、欲にかられてしまいます。
これはもう、完全に“断つ”しかない。
そう思って、私はSNSとの距離を見直しました。
2.少額からスタートする
私は、実際にお金を入れて少額からやり直しています。
デモでも操作は知っているし、練習にはなるのですが、
“自分のお金”を入れないと、真剣になれない
と気づいたからです。
ただ、リスクを取るわけではなく、ほんの小さな金額で。
まずは「自分のルールを守る」ことを最優先にしています。
3.週末は検証ソフトで練習
私は週末、FXの検証ソフトを使って過去チャートで何度も練習しています。
エントリーポイント、損切り位置、利確タイミング—— あらゆるケースを検証して、自分のルールの“再構築”をしているところです。
(→ この検証ソフトのレビューも、今後記事にまとめますね!)
4. トレード記録をつける
以前は、エントリーしたあとの記録をちゃんと残していませんでした。
でも今は、エントリー根拠・時間・利確損切・感情などを記録するようにしています。
過去の自分を見返すことで、同じ失敗を防げるし、
「なぜ勝てたのか/負けたのか」
が徐々に見えるようになってきました。
5. 毎日環境認識を習慣にする
最後の5つ目は、毎日相場の環境認識をすることです。
これは、以前の私が最も軽視していた部分。
「なんとなく」エントリーしていたからこそ、方向感を読み間違えたり、損切りばかりになったりしていました。
日足→4時間足→1時間足と順に見ていき、
「今日は買い?売り?様子見?」
を毎朝考えることで、 エントリーの精度が少しずつ上がってきています。
過去の自分に伝えたい5つのこと
ロスカットになり反省している今、私が絶対に守ろうと思っていることと過去の自分に言いたいことは、
- 根拠のあるエントリーだけに絞って
- 損切りラインはエントリー前に決めること
- ロットは「自分の怖くない範囲」でしか入れない
- 他人と比べない。自分のペースでいい
- 毎回「ルールを守れたか?」だけをチェックする
特に最後の5番が、今の私には一番大切だと思っています。
勝ったか負けたかよりも、「守れたかどうか」。
それを大事にできるようになったのが、再挑戦して一番大きな成長です。
まとめ|またチャートを開けたあなたへ
ロスカットは、本当に辛い経験です。
「またダメだった」「私には向いてないのかな」 そんな風に落ち込む気持ち、私も痛いほど分かります。
でも、またチャートを開いたあなたは、もう一歩前に進んでいます。
私も今、立て直しの途中です。完璧じゃありません。
でも、同じように再挑戦する人たちと、ゆっくり一緒に歩いていきたい。
そう思って、このブログを書いています。
よかったら、これからも一緒に学びながら進んでいきましょうね。