最近、TikTokwo見ていると何やらすごそうなトレーダーさんがFXの分析を説明してくれたり、FXのライブ配信をしているのをみかけます。
「これ、絶対に上がりますよ!」とか
「今ショートです。ガチでホールドしましょう!」
と言っていたりするのを聞いていました。
「( 誰だか知らないけれどすごそうな)この人がこう言ってるなら間違いない!」
そんなふうに思い込んでしまうこと、ありませんか?
私、まさにそうでした。
チャートを見て、自分なりに考えたことがあったのに、
誰かの分析を聞いた瞬間、
その人の意見が頭から離れなくなってしまった。
そして、その結果、
自分が本来考えていた方向とは違うエントリーをしてしまったんです。
この記事では、そんな苦い失敗から、私が気づいたことを正直にお話しします。
自分ではロング目線だったのに…
私はドル円のチャートを見ながら、
「ここは上がるな」と自分なりに分析していました。
でも、偶然見かけたTikTokでたくさんのフォロワーさんがいるとてもすごそうな トレーダーさんが、「ドル円は下がりますよ~!ガチ、ホールドしましょう!」と発信していたんです。
はじめは、
(え?そうなの?ここ、絶対ロングでしょ。)
と思っていた私だったのですが、TikTokのライブ配信でフォロワーさんたちが
「昨日も大勝ちでした!」
「先生は、本物です!」
「ここ最近、負けてませんね!」
とかいうコメントばかり。
「この人が言うなら…」
「もしかして自分の見立てが間違ってるのかも…」
そんなふうに、自信がぐらぐらと揺れました。
他人の分析に引っ張られたエントリー
本当は買いたかったのに、
気づけば私はショートポジションを取っていました。
結果は——負け。大負けも大負け。
しかも、自分が納得していないエントリーだったから、
負けたときの悔しさは倍増でした。
「なんで自分を信じなかったんだろう」
「なんで他人に流されちゃったんだろう」
悔しかったのは、「自分の考えを信じられなかった自分」に負けた気がしたことでした。
トレードって、結局は自分との戦いなんだなって、改めて感じました。
資金力がないからこそ、流されるのは致命的
資金に余裕がある人なら、
一時的に逆行しても耐えられるかもしれません。
でも、最初の資金が少ない私には、
そんな余裕はありません。
- すぐに証拠金維持率が下がる
- ロスカットラインも狭い
- たった一度のミスが致命傷になる
だからこそ、他人の損切り目安に簡単に乗っかるのは危険なんです。
自分の資金量に合った、
自分だけの戦い方を作らないといけない。
この負けで、それを痛感しました。
資金が少ないなら、エントリー基準をもっと厳しくしないとですね。
- 本当に根拠があるところだけに絞る
- 期待値の高い場面をじっくり待つ
- 「なんとなく」で飛び乗るのは絶対にやめる
これを守るしかありません。

エントリーするのは、結局自分なんですよね。
自分の資金を守るのも自分!
他人のトレードに乗ると、“思い込み”が植え付けられる
あとから振り返って気づきました。
他人の意見を聞いた瞬間、
私は自分の考えを手放して、
他人の思考を“自分の思い込み”にしていたんです。
そしてその思い込みでエントリーして、負けた。
これでは、たとえ勝っても負けても、
何も学べないですよね。
自分の考えで負けたなら、それは「成功のもと」
もし、自分で考えた通りにエントリーして負けたなら、
それはただの失敗じゃない。
- 何がダメだったかを冷静に振り返れる
- 次はどこを直せばいいか見える
- 成長の材料になる
「自分で考えて行動した結果」は、必ず次に繋がる。
だから、負けたこと自体を責める必要はないんですよね。
責めるべきは、
「他人に流されて、自分で考えることを放棄した自分」
だったと気づきました。
まとめ
自分で考えた結果なら、たとえ負けても前に進むことができます!
- 他人の意見を鵜呑みにしない
- 自分の分析を大切にする
- 勝っても負けても、自分で考えた結果ならすべて成長に繋がる
トレードは、誰かの言葉をなぞることじゃない。
自分でチャートを見て、自分で決断して、自分で受け止める。
この姿勢を持つことこそ、
本当の意味で「自立したトレーダー」への第一歩だと思っています。
このような体験もまた、成長の糧にしていきたいと思います!